6巻詰め合わせの第四弾。
これはショートですね。
上野に続いて今度は田代視点です。
第三者視点はあまり書く機会ないので楽しいですね。
ちなみに次は岩崎視点です。
原稿の進捗・・・
のろのろ運転ですね。(苦笑)
コピーで出した部分の修正と追加をやっているところです。
これが起承転結で言うと「起」「承」になります。
あと「転」「結」を新しくコネコネしてますよ。
書きたかった初夜は流れ上カットせざるをえませんでした・・・くっ!
まぁ、ただのエロなんでお話的にはなんの影響も無いと言う・・・。
気が向いたら時間のあるときにコピーかなんかでやればいいことですよね。
うん、割り切ろう。
よし、原稿にもどろう。
あ、そうそうコミケは1日目、2日目とも
友達の売り子でスペースにいますので
どうしてもって方いましたらアンソロのみ机の下販売いたしますので
8/10までにメールフォームか拍手コメントでお知らせ下さい。
(お問合せあったんですが、アンソロの委託先決まってないんです。
すみません。あみやは友達少ないんで……(涙)
拾ってくれる方が見つかりましたら改めてご連絡いたします。)
ブックマイガールさん>
ウサ耳、なんか評判いいですよねぇ。(苦笑)
チャット、そうですねぇ……なんかの発売日記念とかで企画したいと思います。
文庫6巻でたときにやればよかったか!-----------------
[15回]
三日目の朝。点呼前にホテルの前に出て整列を始めたとき、稲葉がすっとホテルの中に入っていくのが見えた。
「稲葉?」
もうすぐ点呼だというのに、どこに行くのかと思えば、ロビーのソファに千晶ちゃんが座っていた。
「ははん、稲葉ったら、千晶ちゃんのとこ行ったのね」
既に整列していた列を離れ、もっと見やすい位置に移動する。千晶ちゃんは、このところあんまり体調がよくないっぽかった。もともと朝は低血圧でボーっとしてたり、青い顔していることが多いんだけど、昨日頭痛がするって薬をもらいに行っていたから私も気になっていた。
千晶ちゃんの傍に、稲葉が到着した。なにやら話しかけて、千晶ちゃんの横に座る。
「あ、シャッターチャンス」
でも、ここからロビーまでは硝子の隔たりがあるし、何より距離がある。手持ちの携帯のカメラでは届きそうに無かった。
「あ~、一眼レフが手元にあれば!」
随行カメラマンが持っている立派なカメラが恨めしい。そんなことを思っている間に、稲葉が千晶ちゃんの肩に腕を回した。
「!」
なんか理想的な展開になってるじゃない! ちょっと、なんで私がカメラ持ってないときにおいしい状況作ってんのよ稲葉!
それにしても、なされるがままの千晶ちゃん萌えだわ。ほんと稲葉っておいしすぎ。でも稲葉って、よく千晶ちゃんに気づくのよね。私だって千晶ちゃんにいっつも注目してるってのに、稲葉に先越されてること多いし……どっかに千晶センサー内蔵されてんのかしら。
あ、なんかそれも萌えだわ。千晶センサー内臓稲葉。ぷくく。
笑っていると、いつの間にか稲葉がロビーからこちらへ走ってくるところだった。
「なんだよ田代。思い出し笑いか? 気味悪いぞ」
「うるさいわねぇ、解剖されたくなかったらさっさと列に並んだら?」
「は? なんだそれ」
意味不明と顔に書いている稲葉の背中を押して、私はこみ上げる笑いをこらえてC組の列に向かった。
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千晶センサー。
当たらずとも遠からず。(5巻参照)
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