立て続けに更新~。
ふふふ。なんかこのシリーズ書いていて楽しいです。
とりあえず5人分はネタがあるので、サクサク書いていきたいと思います。
で、今回は長谷編。
そういえば、私千晶×稲葉ばっかり書いていて、以外と長谷×稲葉をあまり書いていなかったことに、今更気がつきました。
長谷も好きですよ。ちゃんと。(苦笑)
3月の本はちゃんと長谷も書く予定だし。
今脳内で妄想しているネタがあるのですが、どうしてもタイムテーブル的に高三の2月~卒業後という、10巻に左右されるような話で、ちょっと困っています。
まぁ、3月の本は7巻あたりの話にしようかな~とは思っているのですが……、うわ~ん悩みどころだよ~~~!!
10巻が出る前に書くか、出てからの5月合わせにするか。
いっそのこと2年生のときと3年生のとき両方書くか!
原稿書く時間のこともあるしな……あんまり迷ってる時間はないのです!
うあ~もう自分ダメダメだ(苦笑)
一人で書いてるとつい欲張りして、あれもこれも書きたくなっちゃうんだよな……。
少し冷静になって、締め切りとにらめっこして決めたいと思います。
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[8回]
アパートへの最後の曲がり角をカーブして、俺はバイクのスロットルを緩めた。
前日に到着時間をあらかじめ伝えておいたせいか、まだ日があるとはいえ寒い中、稲葉は門のところまで出てきていた。
稲葉がこちらに気がつき、片手を挙げて合図する。
歓迎ムードに、冷たい風を切っていたことを忘れるくらい気分が高揚した。
門の前にバイクを止め、後ろに積んできた土産や荷物も降ろさず、俺はヘルメットを脱ぎ捨て稲葉に飛びついた。
「稲葉!」
「うわっ!」
勢いに押されて、2歩3歩と俺ごと後ろによれる。
「ったく、いきなり抱きつくなよ」
「寒かったんだよ」
「ウソつけ~、きっちり防寒してるじゃないか」
不平は口にしているが怒ってはいない。ブーたれながら、もちゃんと俺を受け止めてくれる稲葉。
俺はますます気分をよくして、さらに体をギュッと強く抱きしめた。
「心が寒かったんだよ。ここんところ忙しくて、ずっと会いに来られなかったからさ」
「……き、キッザなヤツ~……。は……早く中に入ろうぜ。クリがお待ちかねだ」
抱擁をとくと、稲葉は少し赤い顔をしていた。
あぁ、ほんとお前といると寒さが吹っ飛ぶよ。
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1本目の「手を握ってあったまる」につづき
2本目は「抱きついてあったまる」でした。
このくらい短いとさっくり書けますね。(苦笑)
それにしても、長谷の台詞を考えてるときって、
どうして砂吐きそうな台詞ばっかり浮かぶのでしょう……?
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