僕塔②の感想その２

感想の続きです。
お昼のランチ食べながら書き溜めました。

毎日本とポメラを鞄に入れているのですが
やっぱ軽いと苦になりませんね。
妖アパはソフトカバーで、若干重めでしたが
こちらは最初ッから文庫なので、軽い軽い・・・。（苦笑）

さて、感想その２ですが、まだ感想終わってません。
っていうか、書くの長ったらしくなってます。
すみません。
兄弟の部分を深読みしすぎなんだって、わかってマス。
でも、これで少し僕塔の書くイメージつかめてきそうなので
もう少しお付き合い下さいませ。

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ヒロ様＞
本、無事に届いたようですね。
じっくり千晶×夕士を楽しんでくださいませ。
最近僕塔の更新が続いていますが、夏コミには妖アパも書きますんで
待っててくださいませ～。

［楽しくやってマス］

弟：和人、妹：晶子登場。
龍神に対して、何ともふつうな名前。（苦笑）

出来のイイ弟は中学３年生になる。背が高く、テニスの全国大会常連。スポーツ万能。性格も優等生タイプで、明るい。しかもカッコイイ。
たぶん、お兄ちゃん大好きなピュアッ子。（？）
面倒見のイイタイプなので、兄が小６で出て行ってしまった家を支えている。
ある意味長男タイプなのかも？
いい子でいることが苦痛になることはないが、ふと兄のいない部屋で寂しく思ったりしてるといい。（そのあたりつっこんで書きたい：苦笑）
きっと学校ではモテモテだろう。
でも、そっちは鈍そう。

妹は中学１年生になる。兄と同じくテニスをやっている。
元気。髪をのばしはじめた。
たぶん行動的。兄弟仲は良好。天蓋付きのベットとお風呂がお気に入り。
彼氏は・・・まだいないけど、もしかしたら気になる子はいるかもね。
きれいなものやかわいいものが好きな、ある意味ふつうの女の子。
龍神用に髪の毛を束ねるゴムとか買ってあげているといいな。
「龍兄！　髪のばすなら、シャンプーは絶対これだよ！」
とか言ってシャンプーやリンス、トリートメントを用意しているといい。

そして、そんなオシャレさんに成長した晶子を誉めるノブ。
天然なのか、計算なのか、龍神じゃなくとも気になるところ。（苦笑）
半々じゃないかな・・・。

お泊まりが２日しかできないと拗ねる晶子。
そんな晶子に合わせてあげる和人。
「頼りにしてるよ」龍神の言葉に「任せて」と和人。
兄に頼りにされ、必要とされて、うれしそうな和人。
かわいいじゃないか！！このわんこめ！！！（爆笑）
龍神よ、もっとかいぐりかいぐりしてやってくれ！


バーベキュー。
煉瓦を組んでのバーベキュー。
焼くだけの手抜きだけど、みんなでワイワイするにはいいよね。
ふと、管理人さんの話題になり、ノブと目を合わせる龍神。
何とかごまかすも、和人はそれを静かに見ていた。
何かあると察しはついているようだけど・・・？
自分にはまだ教えてもらえない何かがあって、それをノブさんは知ってるんだな……。
ってちょっと線引きされたことに傷ついているといいよ。
でも、意地悪で教えてくれないわけじゃなく、理解しがたい何かがあるからだということがわかっているから、素直に拗ねることもできない和人。
結構中身は大人なのかもしれない。

塔の芸術・美術品の良さがなんとなくわかったとき、「よくわかってるじゃん」と龍神に誉められて、真っ赤になるくらい照れる和人。
なんなのこの子！ピュアッ子すぎ！！（苦笑）

お風呂。
晶子は一人用の風呂。その隣は大風呂になっていて３人いっぺんに入れるらしい。
ここら変、かかれていないけど、やっぱり一緒に入ったよねこの子たち。
「和人、背も高くなったけど、なんかたくましくなった？」
「あぁ、少し部活で筋トレ増えたからかも」
「テニス部って、筋トレするんだ～」
「はい。兄さんは、髪延びたよね」
「ん、まぁね」
「女顔がますます女顔に見えるよなぁ。性格はきつくなったけど」
「ははははは、なんか言った～？　ノブ～」
「いっ、イッテ！　こら、足踏むな、足～！！」
なんて会話してたでしょう。きっと。

お風呂からあがって、三階探し勃発。
晶子探偵になる。
和人はどっちかっていうとお供って感じ。
それは翌日にも持ち越していて、朝早くに晶子に起こされる和人。
もう少し寝たくても妹の為に起きてあげるあたり、こんなお兄ちゃんなら私も欲しいです。（苦笑）
パンをかじっていると、畑から龍神が帰ってくる。
手にはいっぱいのとれたてジャガイモ。
龍神はジャガイモとタマネギのバターソテースクランブルエックのせを二人にご馳走。
喜ぶ２人。
美味しいと言って食べてもらえて、きっと龍神も嬉しいだろう。
探検に出発する弟妹を見送っていると、秀じいが現れる。
「晶子は、メンスは始まっとるのか？」
って……、龍神が知ってるわけないだろうに（苦笑）
でも、三角ゴミ箱用意しなくちゃとかすぐにでてきて偉いぞ龍神。

お昼。どう探しても３階への行き方が見つからない。
戻ると龍神とノブがお昼ご飯を用意していた。
きっと
「ノブはサラダお願いね」
「オッケー」
「やっぱカレーはたくさん作った方が美味しいよねー」
「そうそう、今日は晶子ちゃんいるから中辛なんだろ？」
「うん。いつもみたいに辛口で、辛～っ！　とかいいながら食べるのもいいけど、晶子が辛すぎて沢山食べられないとかわいそうだからね」
なんて会話しながら作っていたのでしょう。
午後も晶子と和人は３階探しだが、和人は塔の芸術品を眺めて回る。
自分の家にはないランプや意味不明な落書きのような詩、不思議な扉、きれいな絵。
いつもの生活からかけ離れた場所に目を奪われる。
夕方日がかげり出すころ、降参した晶子に、龍神が三階の屋上への扉を示す。
龍神が手をかけた女神像がスライド……。
詐欺だ。晶子じゃなくてもそう思うよ。（苦笑）
屋上にでてみると、太平洋に沈む夕日。
きれいな夕日にうっとりする晶子。
秋と冬はもっときれいらしい。
「秋の夕陽も冬の夕陽も、また見に来ような」
「うん！」
また、秋も冬も来るからね。きてもいいよね？
ことあるごとに確認したいじゃないかな、和人は。

深夜の龍神とノブの会話。
いい兄弟だなとノブ。
いい子すぎるけどねと龍神。
和人は心配していないけど、晶子のことは心配らしい。
母みたいな「いい人」になったらかなりイタイ。
とにかくふつうに育って欲しいと思う龍神だった。
そして心で思う。
悪いこともちょこちょこ教えてやろう。
……ブラックや。（爆笑）
龍神はこの三年間で、本当は悪いことなんだけど、自分で責任がとれるなら妥協できるラインをいろいろ教えてもらったんでしょうね。
自分にはおじいちゃんとギルバルスがいい教師になった。
晶子には自分が教える番なのかもしれない。
そう思っての言葉なのでしょう。

夜中、トイレにつきあわされる和人。
晶子を送り届けて、部屋へ戻ろうとするとき、ランプの明かりに惹かれて廊下を歩くと、吹き抜けにでた。
そこで和人は三階に人影を見つける。
月明かりでかすかに見えるのは袴。
龍神が家を出るときに残した言葉を思い出す。
「おじいちゃん……？」
もう亡くなっていると聞かされた祖父。
その陰は気がつくと消えていて、結局誰だったのか、何だったのかわからない。
ただ最後笑ったような気配があった。
僕は、兄さんに少しは近づけるようになってきたのかな。
なんて思ってるとかわいいよね。

和人と晶子が帰る日。
龍神、悪知恵を晶子に吹き込む。
母の言うことをきく代わりに、自分のわがままもきいてもらえるよう、うまくコントロールするテクニックを身につけるんだよ。
怒らせないようにうまく転がせ。
龍神……、あんた中学１年生になる妹になんつー事を。（苦笑）
これで、男を手玉に取る女に成長したら、全部あんたのせいだ。（爆笑）
晶子、小悪魔への道が開かれた瞬間である。


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あぁ、いかん。この兄弟の事を書いていると長くなる。
次回からちょっとスピードアップします。